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うつ病のタイプ

うつ病の種類と特徴

   うつ病を分類する方法には、いくつかありますが、ここでは特徴的な病型による分類を紹介しましょう。「メランコリー型うつ」「非定型うつ」「季節型うつ」「産後うつ」などがあります。「メランコリー型うつ」は、典型的なうつ病と言われることの多いタイプです。さまざまな仕事や責務、役割に過剰に適応しているうちに脳のエネルギーが枯渇してしまうような経過をたどるものを指しています。
 特徴としては、良いことがあっても一切気分が晴れない、明らかな食欲不振や体重減少、気分の落ち込みは決まって朝がいちばん悪い、早朝(通常の2時間以上前)に目が覚める、過度な罪悪感、などがあります。それに対し「非定型」は、良いことに対しては気分がよくなり、食欲は過食傾向で体重増加、過眠、ひどい倦怠感、他人からの批判に過敏、などの症状があらわれます。
 「季節型」は「反復性」の一種で、特定の季節にうつ病を発症し季節の移り変わりとともに回復がみられます。どの季節でも起こりうるのですが、冬季うつ病が有名で日照時間との関係が言われています。
 「産後」のうつ病は、産後4週以内にうつ病を発症するものです。ホルモンの変化、分娩の疲労、子育てに対する不安、授乳などのよる睡眠不足など、不健康要因が重なることが影響していると考えられています。
 症状の現れ方による分類では、うつ状態だけが起こるものを「単極性うつ病」、うつ状態と躁状態の両方が起こるものを「双極性うつ病」と呼びます。
 また、初発(初めてうつ病が起こった)か、再発(反復性)なのかによる分類がされることもあります。また、症状による仕事や日常生活に現れる支障の程度によって、「軽症」「中等症」「重症」といった分類もなされます。なお、「重症」は、仕事や日常生活、他人とのコミュニケーションが明らかに困難なレベルです。

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