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うつ病と神経伝達物質の重要な関連性

抗うつ薬のきっかけは降圧薬だった!

 うつ病は、脳内の神経伝達物質であるモノアミン類(セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンなど)の働きが、うつ病の発症に関わっていると考えられています。ではうつ病に関わる神経伝達物質のはたらきを見ていきましょう。

セロトニンのはたらきとは?

 セロトニンは、からだに対しては睡眠や体温を調節したり、歩行や呼吸などのリズム運動、消化管の運動を促す働きなどがあります。また他の神経伝達物質であるドーパミン、ノルアドレナリンなどの情報をコントロールして精神を安定させる働きがあります。セロトニンが不足すると、うつ状態やパニック発作、摂食障害などを引き起こします。
 また起床後も覚醒状態をうまく作れず、体温調節、血管や筋肉の調節などがうまくいかなくなります。また、感情のブレーキが効かなくなり、攻撃的になりやすくなります。セロトニンは、太陽の光を浴びたり、睡眠をとったり、肉・牛乳・納豆などたんぱく質(必須アミノ酸)を含む食品を摂取したりすることで、作られる量が増えます。
からだに対する機能
・睡眠や体温調節、時差ぼけの解消などの生理機能
・歩行や咀嚼、呼吸などのリズム運動
・消化管の運動などを促すはたらき
こころに対する機能
・起きているときには、常にシナプスに分泌され、覚醒状態を維持する
・こころのバランスをとる

ノルアドレナリンのはたらきとは?

 ノルアドレナリンは、神経を興奮させる神経伝達物質であり、身体的、精神的に高ぶった状態をつくりだし、気分を高揚させます。意欲や不安、恐怖と深い関係があり、覚醒や集中、記憶、積極性などに影響を与えるため、不足すると、無気力、無関心、意欲の低下、うつ病の原因となります。過剰になると、躁状態を引き起こします。もともと敵に出会ったときに敵から身を守るために、交感神経を刺激し心拍数や血圧をあげ敵に対抗する(または逃避)する役割があり、現代においてはストレス を受けたときに同じような仕組みがおこります。
からだに対する機能
・俊敏な運動を可能にする
こころに対する機能
・気分を高揚させる

ドパミンのはたらきとは?

 ドパミンは、集中力ややる気などの精神機能を高め、運動機能に関係しています。ドパミンは脳を覚醒させ、集中力ややる気を高めたり、ストレスの解消や楽しさ、心地よさといった感情を生み出す働きをもっています。脳内のドパミンの濃度の低下は、物事への関心が薄らぐなどの精神機能の低下、運動機能の低下、性機能の低下につながります。またパーキンソン病の患者はドパミンが早く減少してしまうことがわかっています。
からだに対する機能
身体をスムーズに動かす
こころに対する機能
やる気、意欲を起させる
目標を達成したときの満足感、興奮などを作り出す

脳内でのモノアミン類のバランスが大切

 モノアミン類の3種類の神経伝達物質は、不安や焦りにはセロトニンとノルアドレナリンが、積極性や気力にはノルアドレナリンとドパミンが、食欲や性欲、攻撃力にはドパミンとセロトニンが、主に関わっていると言われています。これらは、健康なときは脳内でバランスを保って分泌され、脳やからだの機能を保ち、活動や感情を上手にコントロールしています。しかし、過剰な精神的なストレスや過労などの身体的なストレスが引き金となってバランスが崩れると、うつ病の症状となってあらわれるのです。

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