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部下がうつ病に

こころの悩みを相談できる体制づくりが求められています

 職場におけるメンタルヘルス対策では、身近にいる上司が、「いつもと違う」部下の様子に気づき、早期に対応することが重要です。これを「ラインによるケア」といいます。
 心のバランスが崩れると、外見や行動、反応などにさまざまな変化がみられます。たとえばそれまで遅刻をしたことなどなかった部下が遅刻を繰り返したり、無断欠勤をしたりするなどです。そのような部下に対しては、話を聴いて(傾聴)、必要に応じて産業医や社外のメンタルヘルス相談窓口への相談や受診を促しましょう。また、部下の異変にいち早く気づくためには、日ごろからコミュニケーションを取ったり、部下が上司に相談しやすい環境や雰囲気を整えたりすることも必要です。会社全体としては、メンタルヘルスに関する相談窓口を設けるとともに、それを社員に周知徹底する体制づくりが重要となるでしょう。
Q 「いつもと違う」部下の様子とは、具体的にどのようなものですか?
A 次のような行動が見られたら、うつ病などの心の病に罹っている可能性があります。
・遅刻、早退、欠勤が増える
・休みの連絡がない(無断欠勤がある)
・残業、休日出勤が不釣り合いに増える
・仕事の能率が悪くなる
・思考力や判断力が低下する
・業務の結果がなかなかでてこない
・報告や相談、職場での会話がなくなる(あるいはその逆)
・表情に活気がなく、動作にも元気がない(あるいはその逆)
・不自然な言動が目立つ
・ミスや事故が目立つ
・服装が乱れたり、衣服が不潔であったりする

部下がうつ病になったときの対応

 心の病は予防が大事ですが、もし部下がうつ病やうつ状態になってしまったときは、次の3つの対応が望まれます。
①原因を究明する
②話を聴く(積極的傾聴)
③責任や負担の軽減
④必要に応じて社内の産業医への相談や外部の医療機関等への受診を促す
 まず上司が行うことは原因の究明です。就労環境(過剰な残業、休憩の有無)、個人的資質(能力と仕事のバランス)、人間関係(周囲のサポートがあるか)などを総合的に点検し、原因を把握しましょう。またプライベートに問題がないかも考慮に入れるとよいでしょう。プライベートに問題がない場合は、原因が職場である可能性が高くなります。
 次に部下の話を聴きましょう。このとき部下の気持ちを尊重し、話をさえぎったり打ち消したりせず、最後まで聞くことが大切です。途中、気になることがあれば、最後まで聞いたうえでやんわりと尋ねてみましょう。
 具体的な対策としては、責任や負担を軽減し、補助的な仕事に変えるなどの配慮を行います。すこし肩の荷を下ろして、できる仕事をすることで自信を取り戻していくことが大切です。また社内外の医療機関等を受診するように促しましょう。

 うつ状態の部下との「接し方」にも注意点があります。「がんばれ」と励ましたり、追い込んだりするような言い方をしてはいけません。うつ病はガソリンが切れているのに走り続けているような状態ですから、そういうときにがんばれと言っても、つらく聞こえてしまいます。うつ状態のときは過敏に傷つきやすくなっていますので、そのことを頭に入れながら接するようにしましょう。

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